菊花開【きくのはなひらく】

日本の美しい四季を細かく分けて表す七十二候によれば
今の時期(10月13日〜17日ごろ)
「菊花開【きくのはなひらく】」
とされています。

日本の秋を代表するキクの花

この時期各地で
菊の花品評会
菊人形展
などが開かれ珍しい色の品種や
巧みな栽培技術で私たちの目を楽しませてくれます。

でもこれらに出品されるのはキク科植物の
ごく一部の品種なんです。

今回は秋を彩る花たち
実はこれもキク科という意外な花を
ご紹介します。

 

秋の花としてすぐ思い浮かぶのがコスモス。

実はキク科なんです。

メキシコの標高1600m〜2800mの高原原産
キク科コスモス属の花なんです。

この花はヨーロッパを経由して
明治時代に日本にもたらされました。

和名は「大波斯菊(オオハルシャギク)」。

歌にも詠まれるようになり
すっかり日本の秋になくてはならない花になりました。

これから11月にかけて2m〜8mくらいに伸びた
茎の先に薄ピンク色の花をつける皇帝ダリア
この花もキク科です。(キク科ダリア属)

秋の七草として知られているフジバカマも
やはりキク科(キク科ヒヨドリバナ属)。

このほかにも百日草、ガザニアなどもキク科植物です。

「菊花開」のこの時期
あなたのお部屋にもキク科植物飾って
秋を楽しみませんか。

色とりどりの花たちから元気をもらえるでしょう。

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