キョウチクトウの花

広島市の花キョウチクトウ

原爆の日の今日は
この花を市の花に選んだ先人たちの苦労を想い
あなたの大切な人と
これからも平和に暮らし続けるために
何ができるか考える日にしませんか?

 

原爆で廃墟と化し灰色の街となったヒロシマ
真っ先に赤い色合いを添えたのが
キョウチクトウの花でした。

「75年間草木も生えない」と言われたヒロシマで
廃墟の中に咲いた赤い花は
市民に復興の始まりを感じさせ生きる希望を与え
大いに力づけました。

それから懸命の復興が進み20年余りが過ぎた昭和48年
キョウチクトウは市民の投票で市の花に制定されました。

近年、市内各地に植えられている
キョウチクトウの花色が
かつてのような鮮やかさを失っているように感じます。

樹齢が高くなり衰えてきたためでしょうか?
それとも地球温暖化の影響でしょうか?

このことに歩調を合わせるように
コロナ禍の長期化
国家間の緊張の高まり
戦争の勃発

まるで今から100年ほど前の
不安が高まり戦争の時代へと突き進んだ時期の世相に
とてもよく似た状況のように思われます。

8月6日はあの日を再び繰り返さないという誓いの日です。

あなたの大切な人といつまでも平和に暮らせるように
今日は世の中が間違った方向に進まないように
今の社会をしっかり見つめ直す日にしませんか。

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