朝夕冷え込むようになり
身近にある木々の紅葉も進んできました。
週明け11月7日は立冬。
暦の上では冬の始まりです。
あなたは冬にどのようなイメージをお持ちですか?
寒い
暗い
つらい
:
マイナスのイメージを持たれる方が
多いのではないでしょうか。
ところが花の世界ではこれからが
一番楽しみなシーズンなんです。
楽しみな理由とは
1.出荷されてくる花の種類、量が増える。
これからお歳暮、クリスマス、お正月などの
イベントの需要に合わせ花の品種、出荷量が
とても多くなります。
特に品種が増えてくるので楽しみです。
2.春咲きの花の出荷が始まる。
夏のシーズンでは鮮度保持の観点から
出荷が難しいチューリップ、スイートピーなどの
カラフルでかわいい春咲きの花の出荷が
寒さの強まりと共に増えてきます。
3.寒くなると花持ちが良くなる。
これからは暖房のないお部屋だと切花が
半月〜一月程度楽しめるようになります。
花の栽培技術が進んでも花が本来持っている性質は
変えることはできません。
真夏にチューリップなどの早春の花を楽しむことは
現状では難しいです。
でも栽培技術によって開花時期を
調整できるようになったので
この時期から春まで長く楽しめるようになりました。
「冬来りなば春遠からじ」
という言葉がありますが
花の世界では
「冬来りなば春来る」です。
さあこれから花の春を楽しみましょう。