赤と緑のクリスマスカラーの鉢物
シクラメンとポインセチア
年末に欠かせない鉢物です。
これからお歳暮用やクリスマスプレゼント用と
考えているあなたへ
どちらを選ぶかについてワンポイントアドバイスを
お伝えします。
シクラメンとポインセチア
冬を代表する鉢物ですがその特性から
贈り先としてふさわしい環境が異なります。
シクラメン→
一戸建てのお宅やあまり気温の上がらないオフィスなど
ポインセチア→
大きなビルやマンションなど冬でも一日中暖かい場所
その理由は
シクラメン
中近東からヨーロッパの地中海沿岸が故郷のこの花は
冬に雨が多く夏乾燥している気候を好みます。
乾いた環境を好み乾燥した夏は葉を落とし
球根だけになって休眠します。
日当たりの良い場所を好み秋になると葉を伸ばし
10〜15℃くらいの温度で長く花を咲かせます。
広島あたりではこらから4月一杯くらいまで
何度も花を咲かせます。
気温が20℃を超えるような日が続くようになると
葉が黄色くなり抜けて休眠に入ります。
枯れたわけではありません。
うまく管理すれば来年以降も楽しめます。
なので一戸建てのお宅など室温の上がり過ぎない場所が
オススメです。
ポインセチア
メキシコの山地原産なので最低気温が10℃以上必要です。
耐寒性が弱いので冬でも常に暖かい大きなビルや
マンションなど暖房を止めても
室温が10℃以下にならない
乾燥気味の場所がオススメです。
沖縄では露地栽培でも大木に育つそうです。
以上の特徴を考慮した上で送り先様を選んでいただくと
どちらもこれから約半年間楽しめる鉢物です。
お届けする際に今日の記事の内容を
ひとことお伝えいただくと
花持ちがグッと良くなるはずです。
あなたの大切な送り先様も
あなたの心遣いにきっと喜んでいただけるでしょう。