明日10月20日は土用の入りです。
え?土用って夏じゃないの?
そう思っていませんか?
実は土用は春夏秋冬の季節の変わり目に
年4回あるんです。
季節の変わり目に
生活リズムの移行が
スムーズに行われるように考えられた
昔の人の知恵です。
あなたの家の植物たちも
冬モードに移行しましょう。
中国古代の思想によれば
自然は
木(もく)火(か)土(ど)金(ごん)水(すい)
の5つの「気」と言う要素で
成立しているんだそうです。
これを四季に当てはめると
春 木気:植物のように発育伸長する気
夏 火気:勢いが頂点に達し燃え盛る気
秋 金気:熱や勢いが衰え凝縮する気
冬 水気:凝縮しきったエネルギーを秘めつつ
静かに留める気
土気は性質の異なる気に移る際
急激な変化を防ぐバッファの働きをする
準備期間として割り当て
これを「土用」としたそうです。
立春、立夏、立秋、立冬の直前約18日間が
「土用」となります。
昔の暦には
この期間に食べると良いものや
やってはいけないことなど
細かく記されていました。
今でも残っているのが
「夏の土用の丑の日に鰻を食べる」
と言う習慣です。
ちなみに、秋土曜は「辰」の日
今年は10月23日、11月4日ですが
この日に「た」のつく食べ物
玉ねぎ
たけのこ
タコ
たら
鯛
「青」の食べ物
さんま
サバなどの青魚を食べると良いそうです。
今週に入り秋を飛び越えて一気に冬が来たような
陽気になりました。
春咲きのパンジーやチューリップなど
暑さに良い植物たちの植え付けも
もう心配なさそうです。
寒さに弱い観葉植物たち
冬越し準備を急ぎましょう。
暦通りに冬がやってきそうです。
明日10月20日から
立冬前日11月6日までが「秋土用」。
昔の人の知恵に学び
体に良いものを食べ
体調に注意して冬越しの準備始めましょう。
備えあれば憂いなしです。