昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる通り
やっと暑い夏も終わったようです。
あなたのおうちの観葉植物たち
これからの管理が
ちゃんと冬越しできるかどうかのカギとなります。
今日はそのカギとなる
「ハードニング」と言うテクニックについて
お伝えします。
南国原産の観葉植物たち。
これまで夏場は活発に成長してきました。
気温が下がるにつれて
だんだん成長の速度は下がります。
そして立冬ごろから先は
春になるまで成長せず
じっと寒さに耐えて過ごします。
この寒い時期が来る前に
植物はダイエットして体の水分を減らすことにより
耐寒性を増すことができるんです。
この耐寒性をつけるためのテクニックを
「ハードニング」といいます。
高層マンションやオフィスビルなど
冬の夜中でも室温が10℃以下に下がらない場所では
必要のないテクニックですが
一戸建てのお宅では
冬の朝は5℃以下になることもあるので
ぜひ覚えておいてほしいテクニックです。
難しくも面倒でもありません。
注意深くお手入れすることです。
そのポイントはたった2点
1.徐々に寒さに慣れさせる
2.水やりの回数を徐々に減らす
今年は11月7日が立冬です。
それまでの間
観葉植物は室外に置き
低温に慣れさせましょう。
植物を様子を見ながら
水やりの回数をできるだけ減らしましょう。
葉が少ししおれかかってから
水やりをするくらいにしましょう。
最終的に冬場は月に1〜2回にしましょう。
室内に取り込むのは立冬ごろが目安ですが
天気予報に注意して
最低気温が10℃になる頃になったら
室内に入れましょう。
この処理によって植物は耐寒性がつきます。
後は冬場の置き場所と
温度管理に注意すれば
来年もあなたを楽しませてくれるでしょう。
冬場の管理については
また10月の下旬頃お伝えします。