南国原産の洋ランたち。
これからは寒さが厳しくなる時期ですが
クリスマスお正月用贈答品として
1年中で最もたくさん出回ります。
なので管理をを間違うと
たちどころに花がダメになってしまいます。
「洋ランを育てるのは難しい。」
とよく言われる原因はこの辺にあるのでしょう。
そこで、今日は失敗しな洋ラン管理の
ここだけ押さえればというポイントを
お伝えいたします。
ここだけ押さえていただければ
ほとんど失敗を防げるはずです。
開花した洋ラン管理のポイント
①温度変化をなるべく少なくする
特に寒さに弱いもの → 15℃以上に保ちましょう
コチョウラン
カトレア
オンシジウム
デンファレ
バンダなど
その他のラン → 8℃以上に保ちましょう
シンビジウム
デンドロビウムなど
②置き場所を選ぶ
エアコンや温風ヒーターの風が直接当たらない場所。
乾いた温風が直に当たる場所では
カラカラに乾燥ししおれてしまいます。
窓辺は昼夜の温度差が大きくなるので
なるべく部屋の中心部の
温度変化の少ない場所に置いてください。
③春まで絶対に肥料を与えない。
冬に肥料を与えると蕾が落ちてしまいます。
花が終わってもすぐに肥料を与えないでください。
成長を始める5月の連休以降に肥料を与えてください。
④水やりは鉢がよく乾いてから
暖かい日にたっぷり与える。
寒い日や天気が悪い日が続けば
2〜3日待ってから暖かい日の昼間に
水やりしましょう。
その際はいきなり冷たい水道水を与えるのではなく
汲み置いて室温位になった水を与えましょう。
以上の4点に注意していただければ
この冬ランの花を長く楽しめるはずです。
さらに来年以降も楽しめるようになります。
ご質問ががあれば
お気軽にオリーブハウスにお尋ねください。