今年も小学校と幼稚園の卒業卒園
入学入園式を飾るお花の活け込みの仕事を
いただきました。
改めて地球温暖化が
確実に進んでいることを実感しました。
平成の初め頃
卒業式には早咲きのヒガンザクラ
入学式にはソメイヨシノをメインに
お花を活けていました。
最近では年々桜たちの開花が早まっています。
自然に任せていては
肝心な時には花が散ってしまった後なんてことに。
今年は早咲きのヒガンザクラ(啓翁桜という品種)を
冷蔵庫で冷やして開花を遅らせて卒業式に使い
入学式には
通常は4月中旬に開花する八重桜を
固い蕾のうちに仕入れ
冷蔵庫で1週間ほど冷やして開花を遅らせ
式当日に満開になるように調整しました。
入学式当日
校庭の桜たちはほとんど葉桜。
満開の桜が咲く校門前で正装して
入学記念写真撮影というシーンは
遠い昭和の風景になってしまったようです。
改めて地球温暖化を実感しました。
このままでは美しい日本の四季が
失われてしまうのではないか
そんな不安が湧きます。
例えば
あなたのお家にグリーンを1鉢置く
プラスチックごみを少しでも減量する。
こんな小さなことからでも
チリも積もれば山となります。
美しい日本の四季を守るため
身近なことから始めてみませんか。