クリスマスまでちょうど今日から1ヵ月。
日本ではお正月と並んで
すっかり宗教色が薄れた季節行事となっています。
SDGsへの取り組みが声高に叫ばれる今
クリスマスやお正月など
本来宗教的行事であったものから
私たちが学べるものについて考えてみたいと思います。
SDGs達成とは持続可能な開発目標のことで
このために
貧困や飢餓
働きがい
経済成長
気候変動
不平等解消など
「17のゴール(目標)」と
「169のターゲット(具体目標)」が示されています。
このような目標が必要になったのは
このままではこの地球が
私たちの子孫が
安心して暮らしていける場所でなくなるという
危機感からです。
このような危機を招いたのは
私たち人間のあくなき経済成長への欲求でした。
それによって近年繰り返される
異常気象による天災の頻発。
その影響による農水産物の品不足による
食料の値上がりなど。
そしてトドメは昨年来のコロナ禍。
人や物の流れを遮断せざるをえなくなり
これまでの世の中が一変しました。
幸いコロナ禍は治まりつつありますが
SDGsの観点からは
再び以前のように物を使い放題という流れには
戻れないと思います。
不便なこと
我慢しなければならないこと
譲り合わなければならないことなど
これまでと違った行動が求められると思います。
私は特定の宗教をお勧めするわけではありませんが
キリストの
「愛と寛容の心」
「謙遜と奉仕の心」
神道の
「地域を愛する心」
「すべてのものに神が宿る」という
ものを大切にする心
このような考え方はSDGs達成のため
私たち一人一人が意識しなければならない
考え方の基本だと思います。
クリスマスの飾り物やお正月の飾りものには
そういう意味を込めたものが用意されています。
これから年末までのしばらくの間
そういった飾り物の意味をご紹介し
そこに込められた想いをご紹介します。
そのことによってSDGsへの心構えを
少しでも意識していただければ
子供たちの未来に良い影響を
与えられるのではないかと思います。