しきみとさかき

この時期お墓参りのお客様から
よくいただくご質問です。

1.さかきとしきみお墓にお供えするのはどちら?

2.よく似ているので見分けができない。
 見分け方はあるの?

もし間違えてお供えしたら大変なことになりますよね。

ではどうすれば良いでしょう?

 

まず第1にお伝えしたいことは
お供えの作法はご宗旨や地域によって
特別な決まりがある場合があります。

ご宗旨によってはお墓にはしきみだけをお供えします

また地域によっては
お墓にさかきとお花を一緒にお供えします。

なので必ずそのご当家に事前に確認してください。

その上で一般的なルールとして
1.さかきとしきみどちらをお供えするの?

このご質問は漢字で書くとすぐわかります。

さかき【榊】
 文字通り神様の木ですね。

しきみ【樒】
 仏事に使います。
 弘法大師が密教の修法に使ったのが
 始まりだそうです。

 

 

2.見分け方
①香りがあるのがしきみ
 無いのがさかき。

しきみのは特有の香りがあります。
昔ご遺体を土葬にしていた時代しきみをお墓に供え
獣が墓を暴くのを防いだのが始まりだそうです。
実際しきみには毒があるので絶対口に入れてはいけません。

②葉のつき方
さかき:茎と同一平面に葉がついている。

          さかき


しきみ:茎に筒状に幅ついている。

       しきみ

文章で書くとややこしそうに見えますが
実物で見るとすぐわかります。

もしよくわからなければお気軽にオリーブハウスまで
お電話ください。

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