お花を長く楽しむために⑥

先日切花を萎れさせる原因として雑菌の話をしました

今日はその雑菌の繁殖を抑え
花を長く楽しむ方法についてお話しいたします

まず第一に
なるべく活け水に雑菌が入らないようにすることです。

なので以前お伝えしたように
きれいに洗った器に活けることです

第2に
活け水につかる部分の葉をきれいに取り除いてください

葉が水に浸っていると
ここに付着していた雑菌が
大繁殖して活け水をズルズルの状態にします

特に夏は気をつけてください

第3に
切花延命剤をぜひお使いください
これが今日のポイントです

特に夏場は効果絶大です

よく漂白剤や酢、硬貨などを
活け水に入れる方法が紹介されていますが
効果は大きく違います

専門のメーカーが数十年かけて開発し
現在切り花が国境を越えて流通できるのも
この延命剤のおかげです

成分の基本は殺菌剤と栄養剤
でもその配合内容は企業秘密

切り花も生きていますので栄養が必要なんです

水だけで活けた場合と比べ

花の色合い
つぼみの咲き方
日持ちなど

大きく違います

オリーブハウスで比較テストしてみました

巻頭の画像は7月19日テスト開始時のものです

画像は活けて5日後(7月24日)です 

左が水だけ右が延命剤入りです

水だけのものは痛みが目立ってきました

 

メーカーによる差はそれほどないようです

切り花延命存剤はホームセンターなどで
お手軽に入手できます

使用量等説明書をよく読んでお使いください

この夏切り花延命剤で

あなたのお部屋の切り花イキイキ

長く美しくあなたを楽しませてくれるでしょう

もしよくわからないことがあれば
お手軽にお問い合わせください

10日後(7月28日)

水だけのものは全体が変色してしまいました 

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