お正月にはなぜ松を飾るの?

今年も残すところあと1ヵ月足らず。

コロナ禍も終わると思っていたところに
新たな変異株の出現で先行き不透明になりました。

新しい年はコロナ禍が終わり
以前の生活に戻れますようにとの願いを込めて
お正月の準備しませんか?

そこで、これからしばらくの間
お正月に飾る松やしめ縄等について
その由来をお伝えし
あなたがあなたの大切な人と
もっと幸せに暮らせるようにとの願いを込め
お正月準備のお手伝いをしたいと思います。

今日は松についてお伝えします。

松にはその年の年神様が
天から降りて来られるための寄り代
という意味があるそうです。

寄り代とは神様が降臨される場所のことです。

1月1日の初日の出とともに
年神様が幸福もたらすためにために
降臨されるのですが
その時に迷わないよう目印として門松を飾るんです。

人々は昔から大晦日に
除夜の鐘で108の煩悩を払い
そのまま寝ずに
日の出とともに降臨される
年神様をお迎えしました。

大晦日は寝ずにいますから
夜がなくなり「夜を除く」→「除夜」と言うそうです。

寝ずに迎えた正月には
昼間寝ることを許されていたため
「寝正月」というそうです。

本来は3が日を食ちゃ寝して過ごすこと
いうわけではなかったんです。

正月飾りに使う松には
若松
老松
五葉松
大王松など

生け方や用途によって様々な種類があります。

価格も1本2〜300円から数万円まで様々あります。

でも伝統的な門松や生花は
飾るために広い空間が必要なので
今の住宅事情ではあまり飾られなくなりました。

現在では町内会等から
紙に印刷された門松が
配布される地域が多いと思います。

これを玄関に貼り付けて門松の代用品と言うのでは
あまりにも貧相。

年神様もあなたのおうちを通り過ぎると思いませんか?

そこでご提案。

玄関の両側に若松だけでも本物を飾ってみませんか?

場所も取りませんし費用も少しだけ。

何よりも本物の末を飾ることで気持ちも心機一転。

あなたのおうちへ新しい年の年神様が
幸福を持って降りていらっしゃるでしょう。

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